2018年07月06日

相対参照と絶対参照と複合参照【3】


相対参照と絶対参照と複合参照【2】からの続きです。

《複合参照》
参照するセルを固定させたい場合には絶対参照を使いました。
参照する列や行を固定させたい場合には複合参照を使います。

表の「あ」と「い」のそれぞれの欄に「掛け率」のそれぞれの値をかけた計算を、表の「あ*掛け率」と「い*掛け率」のそれぞれの欄に出してみます。
20180703200343126.jpg
セルE2に、「あ」の「№1」であるセルB2と「掛け率」の「№1」であるセルD2をかける計算式を入力して、それをコピー元にします。
表の「あ」と「い」のそれぞれの欄にD列の「掛け率」のそれぞれの値をかけたいので、計算式を入力する時にはD列を固定させます。
(参照しているセルを後から比べやすいように、計算式を入力してコピー元にするセルを水色、コピー元のセルに入力した計算式の中で参照されるセルをピンクに色を付けています。)

コピー元にするセルE2に計算式を入力します。
セルE2をクリックします。
20180703200448490.jpg

「=B2*D2」と入力します。
20180703200506143.jpg
まだ入力中の状態で、カーソルが「=B2*D2」の後ろにあります。

カーソルが「D2」の後ろにある状態で「F4」キーを3回押します。

「=B2*$D2」となりました。
20180703200559862.jpg
「D2」の後ろにカーソルがある状態で「F4」キーを3回押すと、「D2」は「$D2」になりました。
これで計算式の中の「D2」のD列は固定されました。セルE2に入力した計算式をコピーしても計算式の中の「D2」の列はD列のままで固定されます。

Enterキーを押して確定します。
20180703200625113.jpg

セルE2の計算式をコピーしてE3~E11とF2~F11のセルに貼り付けます。
20180703200643607.jpg

コピーして貼り付けした計算式を見てみます。
セルF3を、参照箇所がわかりやすいように書き込みできる状態で確認してみます。
20180703200703514.jpg
セルF3に入力されている内容は「=C3*$D3」であることがわかります。
コピー元のセルE2の計算式「=B2*$D2」の中の「B2」は、絶対参照も複合参照も設定していなので相対参照となり、貼り付け先のセルF2の計算式では自動的に参照するセルが調整され「C3」になっています。
コピー元のセルE2の計算式「=B2*$D2」の中の「D2」は、列を固定する複合参照を設定したので、貼り付け先の計算式では「$D3」となり、列はD列に固定されて行は3行目に自動的に調整されています。

セルF4も、参照箇所がわかりやすいように書き込みできる状態で確認してみます。
20180703200716872.jpg
セルF4に入力されている内容は「=C4*$D4」であることがわかります。
コピー元のセルE2の計算式「=B2*$D2」の中の「B2」は、絶対参照も複合参照も設定していなので相対参照となり、貼り付け先のセルF4の計算式では自動的に参照するセルが調整され「C4」になっています。
コピー元のセルE2の計算式「=B2*$D2」の中の「D2」は、列を固定する複合参照を設定したので、貼り付け先の計算式では「$D4」となり、列はD列に固定されて行は4行目に自動的に調整されています。


このように参照する列や行を固定させたい場合には複合参照を使います。
「$」は固定しているマークです。
セル番地の「D2」はD列2行目のセルという意味ですが、「$D2」は「D」の前に「$」がついています。D列を固定しているという意味になります。

「$」がどこについているかで、どこが固定されるか確認できます。


「F4」キー×1回⇒参照するセルを固定(絶対参照)
「F4」キー×2回⇒参照する行を固定(複合参照)
「F4」キー×3回⇒参照する列を固定(複合参照)
「F4」キー×4回⇒固定をしていない状態に戻る(相対参照)

「F4」キーを使わず「$」を固定したい箇所にキーボードから直接入力しても大丈夫です。



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posted by めがねジャージ at 19:00| Comment(0) | 関数 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする